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建築工法の違い

マイホーム作り、大きく分けると5種類の工法があります。
特徴を理解して自分に合うものをチョイスするようにしましょう。
詳しくは施行業者に聞いてみましょう。

大まかにはこの5種類となります。
・木造在来工法
・木造2×4(ツーバイフォー)工法
・木造金物工法
・鉄骨工法
・RC(鉄筋コンクリート)工法


1.木造在来工法について

 

柱を組んでその上に梁をのせて構造体を作る、昔からの建築工法になります。また「軸組工法」とも言います。
メリット
大きな窓の開口部を作ったり、個性的なプランを実現できます。近代の金具などを使わない工法となるため、熟練した大工を選ぶ必要があります。
工期期間
90~150日程度


2.木造2×4(ツーバイフォー)工法について


1の木造在来工法が柱と梁の軸で組み立てるのに対してツーバイフォーは壁にも重心をかけ、耐震に優れている工法です。「枠組み壁工法」とも言います。
メリット
壁、床、天井の面で組み立てるため、柱にだけ重心がかかることがなく、耐震性に優れているといわれます。近代の量産化された部材と、しっかりとしたマニュアルがあるため、大工の熟練度で左右されることはあまりありません。
デメリット
柱だけでなく壁でも支える構造であるため、間取りが制限されることもあります。
工期期間
80~120日

3.木造金物工法について


在来軸組み工法の弱点を補強し、利点を伸ばすため、近代の金属も使って構造を強度を高めます。
メーカーにより様々なシステム、構造の名前があります。
メリット
地震や災害に対し、高い防災性を持ち、自由な設計ができる住宅工法です。各メーカーごとにマニュアルがあるため、大工の熟練度には左右されないのも特徴。
工期期間
80~120日

4.鉄骨工法について


今までご紹介した工法の中の柱や梁の部分を鉄筋に変えた鉄筋鉄骨軸組み工法(木造軸組み工法の木造部分を鉄筋に変えたもの)や重量鉄骨の柱と梁を結合した枠組みで構造された「重量鉄骨ラーメン工法」などに分かれます。「軽量鉄骨工法」は柱と梁を溶接ボルト締めをして耐震性を強め、「重量鉄骨工法」は少し高めの建築物の工法で、太い鉄骨を使用し、接合だけで構造強度を維持できる工法です。
メリット
木造に比べ広い間取りを可能とします。鉄は加工しやすいので、ドーム型等、自由な構造に対応出来るといわれています。
デメリット
軽量鉄鋼の場合、さびができるためn、10年で厚さが半分になるというデータもあるようです。また、火災時には木造より早く崩落する可能性があり、防錆と防火対策を忘れないようにしたいですね。
工期期間
30~120日

 

5.RC(鉄筋コンクリート)工法


横揺れに強い鉄骨と、コンクリートを併用した耐久性のある工法です。
メリット
耐火性、耐震性、耐久性ともに非常に強い構造となっています。
デメリット
かなりの重量のためしっかりした基礎工事が必要となります。また、材料自体高価であること、また結露しやすい構造のため断熱施行が必要となる場合もあります。
工期期間
90~270日