長い間払い続けることになる住宅ローンについてですが、大まかに説明していきましょう。
「元利均等型」
「元金均等型」
の2通りです。
元利均等返済
元金と利子を合わせた合計返済額を均等割にして、月々の返済額を一定にする方法です。毎月の返済額が一定なので、返済計画は立てやすく将来に対するリスクは低いといわれていますが、返済当初は利子分の割合が多く元金が減りません。
元金均等返済
元金を返済回数で均等割した額に、利子分を上乗せして返済していく方法です。
当初の返済額は多くなるのですが、元金がどんどん減っていくので、経年とともに、返済額が少なくなっていきます。総返済額が元利均等返済より少なくなります。
返済期間は定年を目安に返済できるように設定するといいでしょう。
フラット35はみなさん耳にしたことがあると思いますがフラット35Sとはどんなものなのでしょうか?
フラット35Sとは、優良住宅取得支援制度の名称で、フラット35の申し込みをした人が、省エネルギー、耐震などの要件を満たす住宅を取得される場合にのみ、 当初5年間について、0.3%の優遇 を受けることができるんです。。
具体的には以下の条件を満たすことが必要となってきます。
・フラット35Sの受付期間中に対象金融機関に借入申込みを行う
・フラット35の技術基準に加えて、フラット35Sの技術基準に適合していることを証明すること
・適合証明書をお申込み先の金融機関へご提出された方
日銀のゼロ金利実行される中、今後の金利変動には注目してみましょう。
建築上棟費以外にも可能性がある出費です。確認しておきましょう。
確認申請費用
約20万円(延べ床面積が100㎡超は申請費用が上がります)
屋外の給排水費用(エクステリア費用に含まれている場合もあり)
給排水は敷地内に新たに引き込む場合は約100万円
登記関係費用
取り壊した建物の登記(建て替えの場合)+新しい建物の登記費用=約25万円~約30万円
住宅ローンを使用した場合は、さらに担保設定費用がローン金額に応じて必要になります。
火災保険・地震保険
等級・年数などによって異なりますが、約50万円~100万円
仮住まい・引っ越し費用(建て替えの場合)
工事期間約4ヶ月賃貸住まい、引っ越し2回として約100万円
インテリア関係
カーテン、家具、照明、エアコン、電化製品など。お気に入りのもので計算してみてください。それぞれですが200万程度見ておきましょう。
地盤改良費用(場合によっては)
表層改良20~50万円、柱状改良40~90万円程度
結構かかるものですので、予算の中に入れておきましょう。